法華経の事典
現在、日本では法華経といえば日蓮宗の根本経典として一般には認識されている。しかし、法華経は日蓮宗が開かれる以前、仏教の伝来と同時期に日本にもたらされ、日本文化の中に非常に大きな役割を担っている。本書では、法華経28品の解説と用語集、インドから日本へと伝播した歴史、日本文化と法華経のかかわりを4部構成で解説。天台宗や日蓮宗といった宗派を越えて、日本仏教史・日本史・日本文化史に影響をあたえ、現在まで信仰対象となっている法華経について総説しました。
第一部 法華三部経とは
第二部 法華経が伝えられた道
『法華経』の成立/中国仏教と『法華経』/日本仏教と『法華経』
第三部 法華経の事典
第四部 日本文化と『法華経』
日本天台と『法華経』/中世説話文学と『法華経』/禅宗と『法華経』/近代日本の法華経讃仰/
近代文学と『法華経』/近現代の国際的『法華経』研究
付録 『法華経』関係年表/法華経を学ぶための参考文献
第二部 法華経が伝えられた道
『法華経』の成立/中国仏教と『法華経』/日本仏教と『法華経』
第三部 法華経の事典
第四部 日本文化と『法華経』
日本天台と『法華経』/中世説話文学と『法華経』/禅宗と『法華経』/近代日本の法華経讃仰/
近代文学と『法華経』/近現代の国際的『法華経』研究
付録 『法華経』関係年表/法華経を学ぶための参考文献