日曜日の歴史学

日曜日の歴史学

どのように文献や史料を探し、扱うか、インターネットをどのように利用するか。信長、江戸時代、時代小説等を取り上げやさしく解説。

著者 山本 博文
ジャンル 歴史  > 日本史  > 近世史
歴史  > 日本史  > 日本史一般
出版年月日 2011/09/10
書店発売日 2011/09/10
ISBN 9784490207422
判型・ページ数 四六
定価 1,650円
(本体1,500円+税10%)
在庫 在庫あり

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独学で歴史を学びたいと思っている方への指南書が誕生です。どのように文献や史料を探し、扱えばよいのか、インターネットをどのように利用すればいいのか。信長、江戸時代、時代小説などを具体的な例として取り上げ、やさしく解説しました。

山本博文先生の意欲作です。

はじめに

第一講 江戸の人物に学ぶ隠居術 

 1 早期退職して人生の夢を実現する―神沢杜口  
 2 隠居後に本当にやりたかったことを学ぶ―伊能忠敬 
 3 働く老後も生き甲斐のうち――大田南畝 
 4 町歩きの楽しみ――村尾嘉陵 
 5 老後の健康――貝原益軒
 
第二講 歴史愛好家から歴史研究者へ 

 1 インターネット上の疑問から 
 2 江戸時代の日記の世界  

第三講 研究者以外にも人気のある信長研究 

 1 織田信長と三職「推任」 
 2 信長研究の基本史料「信長公記」 

第四講 固定的な歴史観念から離れる

 1 徳川中心史観を相対化する 
 2 悪代官史観に疑問あり 

第五講 年号から江戸時代を大きくつかむ 

 1 寛永時代―幕府の制度が確立した時代 
 2 元禄時代―天下泰平の象徴的時代 
 3 享保時代―幕府役職制度の大変革 
 4 田沼時代(安永・天明時代)―賄賂政治の功罪 
 5 文化・文政時代―庶民の活力と化政文化 

第六講 江戸時代Q&A  

 1  御三家・御三卿とはどんな家ですか 
 2 江戸時代は本当に鎖国だったんですか 

第七講 江戸城大奥という役所 

 1 大奥の制度と大奥女中 
 2 大奥女中のいじめ―組織のしがらみさまざま 

第八講 時代小説で江戸と触れ合う 

 1 江戸の警察組織―池波正太郎『鬼平犯科帳』 
 2 男のひとりものの暮らしぶり―池波正太郎『藤枝梅庵』
 3 慶次郎が歩いた江戸の町―北原亞以子『慶次郎縁側日記』
 4 遠山金四郎家日記にみるその暮らしぶり―宇江佐真理『桜花は見た』 
 5 幕末・明治を武士として生きる―浅田次郎『五郎治殿始末』 

第九講 藤沢周平の描いた「藩」の世界 

 1 藩という社会・藩士という生き方―藤沢周平『隠し剣 鬼の爪』 
 2 藩士の身分と側室―藤沢周平『蝉しぐれ』 

第十講 大震災の歴史的経験 

 1 宝永の大坂大地震と津波 
 2 安政の大地震と町奉行所 

おわりに 

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