日曜日の歴史学
独学で歴史を学びたいと思っている方への指南書が誕生です。どのように文献や史料を探し、扱えばよいのか、インターネットをどのように利用すればいいのか。信長、江戸時代、時代小説などを具体的な例として取り上げ、やさしく解説しました。
山本博文先生の意欲作です。
はじめに
第一講 江戸の人物に学ぶ隠居術
1 早期退職して人生の夢を実現する―神沢杜口
2 隠居後に本当にやりたかったことを学ぶ―伊能忠敬
3 働く老後も生き甲斐のうち――大田南畝
4 町歩きの楽しみ――村尾嘉陵
5 老後の健康――貝原益軒
第二講 歴史愛好家から歴史研究者へ
1 インターネット上の疑問から
2 江戸時代の日記の世界
第三講 研究者以外にも人気のある信長研究
1 織田信長と三職「推任」
2 信長研究の基本史料「信長公記」
第四講 固定的な歴史観念から離れる
1 徳川中心史観を相対化する
2 悪代官史観に疑問あり
第五講 年号から江戸時代を大きくつかむ
1 寛永時代―幕府の制度が確立した時代
2 元禄時代―天下泰平の象徴的時代
3 享保時代―幕府役職制度の大変革
4 田沼時代(安永・天明時代)―賄賂政治の功罪
5 文化・文政時代―庶民の活力と化政文化
第六講 江戸時代Q&A
1 御三家・御三卿とはどんな家ですか
2 江戸時代は本当に鎖国だったんですか
第七講 江戸城大奥という役所
1 大奥の制度と大奥女中
2 大奥女中のいじめ―組織のしがらみさまざま
第八講 時代小説で江戸と触れ合う
1 江戸の警察組織―池波正太郎『鬼平犯科帳』
2 男のひとりものの暮らしぶり―池波正太郎『藤枝梅庵』
3 慶次郎が歩いた江戸の町―北原亞以子『慶次郎縁側日記』
4 遠山金四郎家日記にみるその暮らしぶり―宇江佐真理『桜花は見た』
5 幕末・明治を武士として生きる―浅田次郎『五郎治殿始末』
第九講 藤沢周平の描いた「藩」の世界
1 藩という社会・藩士という生き方―藤沢周平『隠し剣 鬼の爪』
2 藩士の身分と側室―藤沢周平『蝉しぐれ』
第十講 大震災の歴史的経験
1 宝永の大坂大地震と津波
2 安政の大地震と町奉行所
おわりに
第一講 江戸の人物に学ぶ隠居術
1 早期退職して人生の夢を実現する―神沢杜口
2 隠居後に本当にやりたかったことを学ぶ―伊能忠敬
3 働く老後も生き甲斐のうち――大田南畝
4 町歩きの楽しみ――村尾嘉陵
5 老後の健康――貝原益軒
第二講 歴史愛好家から歴史研究者へ
1 インターネット上の疑問から
2 江戸時代の日記の世界
第三講 研究者以外にも人気のある信長研究
1 織田信長と三職「推任」
2 信長研究の基本史料「信長公記」
第四講 固定的な歴史観念から離れる
1 徳川中心史観を相対化する
2 悪代官史観に疑問あり
第五講 年号から江戸時代を大きくつかむ
1 寛永時代―幕府の制度が確立した時代
2 元禄時代―天下泰平の象徴的時代
3 享保時代―幕府役職制度の大変革
4 田沼時代(安永・天明時代)―賄賂政治の功罪
5 文化・文政時代―庶民の活力と化政文化
第六講 江戸時代Q&A
1 御三家・御三卿とはどんな家ですか
2 江戸時代は本当に鎖国だったんですか
第七講 江戸城大奥という役所
1 大奥の制度と大奥女中
2 大奥女中のいじめ―組織のしがらみさまざま
第八講 時代小説で江戸と触れ合う
1 江戸の警察組織―池波正太郎『鬼平犯科帳』
2 男のひとりものの暮らしぶり―池波正太郎『藤枝梅庵』
3 慶次郎が歩いた江戸の町―北原亞以子『慶次郎縁側日記』
4 遠山金四郎家日記にみるその暮らしぶり―宇江佐真理『桜花は見た』
5 幕末・明治を武士として生きる―浅田次郎『五郎治殿始末』
第九講 藤沢周平の描いた「藩」の世界
1 藩という社会・藩士という生き方―藤沢周平『隠し剣 鬼の爪』
2 藩士の身分と側室―藤沢周平『蝉しぐれ』
第十講 大震災の歴史的経験
1 宝永の大坂大地震と津波
2 安政の大地震と町奉行所
おわりに
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