新刊

建築とエネルギーの人類史

建築とエネルギーの人類史

偉大な建築物とそれを生み出すのに使用されたエネルギーの歴史を辿る。持続可能な建築の未来への提言も。図版200点。隈研吾氏推薦

著者 バーナバス・カルダー
岩崎 晋也
ジャンル 歴史  > 世界史  > 文化史
自然科学  > その他理工書  > その他理工書
出版年月日 2023/06/23
書店発売日 2023/06/27
ISBN 9784490210859
判型・ページ数 A5・528ページ
定価 6,380円
(本体5,800円+税10%)
在庫 在庫あり

この本の感想はこちらから

ピラミッドから現代建築まで、偉大な建築物を生み出すには人力から始まり水力や石炭、ガス、電気、石油など、さまざまなエネルギーが動力として用いられた。さらに完成した建物の維持にもエネルギーが必要とされた。

本書は、建造物と、それを生み出したエネルギーとの関係を何千年にもわたって辿った、壮大な人類史である。人類が様々なエネルギー源と出会うことで浮上したのが、環境問題である。石炭の使用により大気汚染、労働者の健康や生活環境の悪化がみられるようになった。

そして建築技術が発達した現代、大量の建造物の建築・解体・再建築が繰り返されることで資源の問題も生じる。「持続可能な社会を見据えた建築」とは何か。SDGsの観点からも、非常に興味深い作品である。

200点の写真とスケッチ掲載。建築家・デザイナーの隈研吾氏推薦。

第1章 あまりエネルギーを使わない暮らし
第2章 農耕、都市、記念碑
第3章 我らと彼ら
第4章 エネルギーの急成長
第5章「権力の大きさを示す指標」とは?
第6章 疫病と繁栄
第7章 レンガとモルタルの行進
第8章「全世界が望むもの」
第9章 形は燃料に従う
第10章「速度の美」
第11章 計測するまでもないほど安い
第12章 今日の大規模なエネルギー革命

ご注文

6,380円
(本体5,800円+税10%)

ネット書店で購入する

  • Amazon
  • 楽天ブックス
  • 紀伊國屋書店ウェブストア
  • セブンネットショッピング
  • Honya Club.com
  • honto
  • e-hon 全国書店ネットワーク
  • TSUTAYA オンラインショッピング
  • HMV&BOOKS online

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加